現状維持はむしろ危険!成長し続ける為に必要な3つの事

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「現状維持」と言う言葉があります。

【現状維持】

現在の状態をそのまま保つこと。

この言葉って、使う人や文脈によって全然意味が変わってくる危険な言葉だと思います。現状って、人それぞれ違うので、意味が全く変わってきます。

  • 寝ている人
  • 立っている人
  • 歩いている人
  • 走っている人

現状を維持するという意味では同じですが、そもそもの状態が全然違います。

この記事では、現状維持の危険性について知り、成長し続ける人になる為の方法を紹介します。

現状維持は危険?

普段何の努力もせずに、ずっと止まったままの人が現状維持しているとします。周りは変化し続けているわけですから、相対的に見たら衰退していると言えます。

例えば、仕事で、新しいテクノロジーを駆使すれば効率化する事が分かっていながら、既存のやり方に固執して現状維持しているという場合。

周りはどんどん新しいことを取り入れて効率化していくので、自分だけ取り残されていく事が考えられます。そしたら当然ライバル会社にどんどん負けていきます。

要は、「負けていく」という状態で現状維持しているわけです。

人気芸人に学ぶ現状維持の本当の意味

前に、雑誌か何かで、芸人のバカリズムさんが、

「今年の目標は現状維持」

と答えていました。その時には、すでに超売れっ子だったので、すごく違和感を感じたんです。芸人としてテレビに出演しているだけでなく、番組の構成を考えたり、ドラマに出演したり、脚本を書いたり、お笑いライブをしたりと、だいぶ幅広く活躍しています。

あきらかに、活躍の場を広げ続けているし、前に進み続けているわけです。

「芸人として、面白い事を考えるのは当たり前」

という状態が、バカリズムさんにとっての現状維持なんだと解釈できます。常に面白い事を考えているから、番組や企画のオファーが来た時に、アイディアが出てくるし、期待以上のものを作れるということです。で、それを見た人が、さらにオファーを出すので、「売れ続けている」という状態で、現状維持出来ているんだろーなーと。

変化し続けるという現状維持

世の中には、変わらないことを良しとする風潮もありますが、本当に全く変わらないものなんて、そうそうないはずです。

例えば、「変わらない味」にしても、時代によって好まれる味は変わってくるでしょうから、微妙に変化し続けています。国民食と言っても良い、カップヌードルなんかも、いつ食べても変わらない味のように感じますが、バージョンアップを繰り返して今の状態になっています。

いわゆる、定番品みたいな物って、ずっと同じようなイメージを持ってしまいがちですが、そういった物ほど、日々より良くするために進化し続けています。

変わらない物ほど変わっている

例えば、UNIQLOのヒートテックや白シャツなどの定番品も、トレンドに合わせて微妙に形が変わり続けています。全く形が変わらないとなると、時間の経過によって形が古くなっていく(トレンドと合わなくなってくる)ので、結果的に、

「変わらない物=お客さんに支持されない物」

と、なってしまいます。日々バージョンアップの為の努力を怠らないからこそ、長い間愛され続けているというわけです。

つまり、その商品の本質的な部分(商品のコンセプト)などは変わらずに、表面的な部分は変化し続けています。

これって、会社や商品だけでなく、人も同じです。

「あの人は何回言っても変わらないから・・・」

というネガティブな意味で使われる事もありますが、

「あの人は本当に変わらない(ブレない)よね」

みたいな、いい意味で変わらない人、という意味合いで使われる事もあります。

前者は多くの場合、その人の表面的な部分にフォーカスしています。例えば、言った事を実行しない、嘘をつく、気分屋で周りを困らせる、時間にルーズなどです。

後者の場合は、その人の本質的な部分を指して使われやすいです。例えば、優しさ、男気、奉仕の心、無邪気さ、自己犠牲など。

つまり、その人が持っている本質的な部分は変えずに、表面を磨き続けることで、人としての魅力や価値を高め続けられるという事です。

現状維持のリスク

ここから先で使う「現状維持」という言葉は、ネガティブな意味(立ち止まっている状態)として捉えて下さい。

もしも自分が、現状維持している場合、どこかで変化しなければなりません。このままの状態を続けていたら、周りに追い越され続け、自分自身の価値は相対的に下がり続けるという事になります。

つまり、現状維持という、一見リスクの低そうな選択が、実は後々大きな損失となってしまう可能性について考えなければなりません。

現状維持という本能

人間は、普通にしていたら、現状維持的な選択をとるようにプログラムされています。これは「現状維持バイアス」というやつです。現状を変えるという選択よりも、変えないという選択の方が魅力的に見えてしまうのです。

なぜかと言うと、これから得られる物より、すでに持っている物のほうが価値が高いと考えるからです。自分がすでに持っている物を失いたくないと思うので、変えるという選択をした事によって、何かを得られる(あるいは損失を減らせる)と分かっていても、変えない(既存の物を持ち続ける)という選択を取りたくなります。

例えば、

  • 値が下がり続ける仮想通貨をいつまでも売れない
  • 赤字事業をいつまでも手放せない
  • もう冷めた関係なのに別れられない
  • 不満を抱えながらも転職できない

これらも現状維持バイアスです。例えば、冷めた恋人とダラダラと付き合い続けていれば、婚期が遅れる、女性なら妊娠適齢期を過ぎるなどの大きなリスクがあります。(時間を失うのは一番大きな損失です)

現状維持を回避する方法

現状維持は大きなリスクを抱えている可能性があります。では、どうすれば現状維持バイアスに屈せず、変化し続けることが出来るのでしょうか。

簡単な話ですが、現状維持を回避するには、新しい事を始めたり、既存のやり方を疑ってみたりすればいいだけです。

ですが、それだけではあんまりなので、現状維持を回避するための方法を3つほど考えてみました。

現状をしっかり把握する

現状を把握できていないがために、現状維持を選択し続ける人もいます。

現状を知るというのは、霧を晴らして未来への視界を良好にするようなものです。霧がかかっていれば、後のリスクも見えないし、理想の未来も見えません。

「リスクが見えないから、それを避けるような行動もとりません。」

「理想が見えないから、そこに目指して進もうともしません。」

まさに現状維持です。

ある人の話を聞いていて、「この人明らかに現状把握できてない(現実逃避してる)よなー」と思った事があります。

話を聞く限り、収入は低賃金でしかも不安定、どうやっても収入が上がる見込みがないという状況です。ですが、その人は「なんとかして頑張れば、状況は変わるはず」と言いながら、結局何もしていませんでした。

状況を把握できていれば、他で収入を確保するなり、次の仕事を探すなり出来たはずですが、「なんとかなる」というぼんやりとした思い込みが、その人を現状維持に止めていたんです。

結局、状況は悪化するばかりで、本当にギリギリで、もうヤバいという状況になって始めて、「なんとかしないと・・」と焦りだす始末です。

霧がかかっていると、目の前にあるものしか見る事が出来ません。現状をしっかりと把握し、霧を晴らす事で、リスクや理想が明確になり、いま何をするべきかという事がわかります。

確信が人を変化させる

現状維持バイアスを乗り越える方法の一つとして、「確信を持つ」という方法があります。カッコよく言えばコミットするという感じです。

「結果にコミットする」でお馴染みのライザップですが、もしライザップが「もしかしたら痩せられるかもよー」みたいなキャッチコピーで宣伝していたら、絶対人気出ないですよね。

「結果出します!」「理想の体になります!」という確信を持っているからこそ、人気が出るし、変われるという確信を持つから買うし、実際に肉体を変える為の努力が出来るわけです。逆に言えば、確信を持てないから、一番リスクの低そうな現状維持という選択を取ります。

現状維持を回避したいなら、理想への確信を持って生きましょう。

・・・・と言っても、確信を持つだけで理想の未来に行けるという事ではないので注意してください。

つまり、理想の未来へ行けるような生活を送っている、という確信があるから、実際に変われるんです。

ライザップも、ただ漠然と「理想の体になります!(理想の未来へ行けます!)」と言っているわけでは無く、科学的根拠に基づいたメソッドを使って筋トレなどを実践するから、「こうすれば絶対に痩せる!」という確信を持っているわけです。

理想の未来へ行くための、なんらかの努力をしていなければ、そこに行くことに確信を持てないので、現状維持を選択する可能性が高まります。

リスクを取っているという意識を持つ

「なぜ現状維持を選んでしまうのか?」

突き詰めて考えていけば、「リスクを取りたくないから」という一言に集約されます。

ですが、今回見てきたように、現状維持もリスクを孕んでいるという事が分かったと思います。つまり、どんな選択肢にもリスクは付きものであるという事です。

多くの方は、自分がリスクのない選択をしているという認識を持っている為、リスクを取るということに無自覚であり、自分がリスクを取る人間であるという認識もありません。

自分の選択が、

  1. どういったリスクを回避しているか
  2. 逆にどういったリスクを取っているのか

この2つに注意を向けてみましょう。そうする事で、自分への認識は変わっていくでしょう。

自分はリスクを取れる人間であるという認識になれば、現状維持的な選択以外にも、多くの選択肢がある事に気付くでしょう。

まとめ

まだ、「なんだか何をすればいいのか分からない」という方もいるかもしれません。まずは、3つの方法を試してみてください。それでも分からない場合は、より現状をしっかり把握するという意味で、自分の資質を知るというのもおすすめです。

より正確に資質を知るなら、ストレングス・ファインダーがおすすめです。自分の才能を知るだけでなく、その才能の活かし方のヒントも教えてくれるので、「ただ知って満足」で終わらないのが良いところです。(もちろんその後の行動は自分次第ですが)

今回の記事で、現状維持という言葉への認識がちょっと変わったなら幸いです。現状維持はリスクを孕んでいるという認識を持つ事で、これからの行動は絶対に変わってくるはずです。

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